自己分析よりも先にすべきこと

こんにちは！
私は高卒・事務スキルゼロという状況から、現在はオンライン秘書やインストラクター業を中心にフリーランスとして働いている2児のママです！
あっこという名前で在宅ワークについて情報発信をしています✍🏻（自己紹介はこちら）

【転職をするときは何より最初に自己分析！】
という言葉をよく聞きますが、それよりも先にすべきことがあるのでは？と私は思っています。
在宅ワークを始める時も、基本的には転職活動と同じ考え方になるので今回はここについて書いていきます！

私は最初にこのステップを飛ばしてしまい、こんなことが起きてしまいました…！

・とりあえずスクールに通ったほうがいいのでは？と考える
・資格を取っておけば安心だろうと思ってしまう
・自分の軸が定まらない
・収入アップもスキルアップも在宅も一気に全部叶えたい！→結果、怪しい求人に引っ掛かってしまう

今回の話は普段生きていく上でも活用できることなので、ぜひ見てもらえたら嬉しいです！！

在宅ワークは手段の一つでしかない

自己分析をするよりもまず最初にすべきことは【目的から手段を考えるクセを身につけること】。
何を叶えるための転職なのか？何を目的として行動するのか？
”目的を決めてそれを叶えるための手段を考える”という考え方がとても大事です。

転職における【目的】とは、例えば
・収入アップ
・新たなスキルを身につける
・家族時間の確保をする
などが上がってくるかと思います。

上記の例を参考にそれぞれ考えられる手段を挙げてみましょう…！
※少し堅苦しい内容になりますが、ここをスキップしてしまうと私のようにかなり遠回りをしてしまうことになるのでぜひこの機会に考えてみましょう！

まずは今回の目的を【収入アップ】とすると、次のような手段が考えられます。
①仕事は変えずに、収支の見直しをする
②スキルを活かして業界を変えて転職
③副業をする

収入アップをしたいとき、多くの場合は”すでにあるスキルを活かして転職をする”
もしくは時間の部分を妥協して”副業で収入を増やす”というのが手段として考えられそうです。

次に【新たなスキルを身につける】とした場合
①部署異動を打診してみる
②別の職種へ未経験転職をする
④仕事にかかる時間を減らし、空いた時間を活用する

この場合、スキルがない状態での転職なので収入面では妥協が必要かもしれません。

最後に【家族時間の確保】が目的だった場合
①雇用形態を変えて時間を作る（正職員→パート）
②働く場所を変える（会社→自宅）
③仕事はスパッとやめて専念する

私のように”子どもにおかえり！と言ってあげたい”などもこちらに該当すると思います。
まさに在宅ワークを始めたいと思っている方はこの目的を叶えたいという方が多いのでは…？

と、このように目的によって手段は様々です！
見ていただいたように必ずしも転職することだけが目的を達成する手段とは限りません。
そして”転職”や”在宅ワーク”は数ある手段の中の選択肢の1つでしかないということを改めて認識しておく必要があるのではと思っています。

目的を定めないと…

なぜ目的を定めることが大事なのか？
それは自分の軸がブレてしまうからです。

例えば私が最初に転職活動を始めたとき「とにかく転職したい」としか考えていなかったので
・収入はそりゃ増えた方が嬉しいよなぁ〜〜（漠然）
・スキルを身につけたいから未経験の仕事やってみたい！
・在宅ワークもしたいね！！
・なんかとりあえずIT企業とかいっとく？？？？

といった最悪な状況で、軸がブレブレ選手権日本代表レベルだったので当時応募していた仕事もこんな感じでした。

・Webマーケティング会社のフルタイム勤務（給与に目が眩んだ）
・IT企業のプログラマー（当時PCド初心者です）
・お家で出来る物販の業務委託（お家でできるという点だけで応募した）

そして「スキルといえば資格！とりあえず社労士の講座申し込も！」といった始末。

そんな状況で内定をもらったお仕事は
・忙しすぎて子どもとの時間も減る
・資格の勉強も手付かず
・身につけたいスキルとは少しズレた業務内容
・あれもこれもと追い求めすぎて、理想としていたライフスタイルとかけ離れてしまう

という事態になり10日で退職してしまいました。

譲れること・譲れないことは？

目的を定めることで「ここまでは譲れる、ここは絶対に譲れない」というポイントが決めやすくなります。
1回目の転職を失敗した経験を活かして、私はこのように考え方を改めました。
（過去の転職についてはこちら）

①最終的な目的は【会社に何かあってもいくアテがある人間になること】

②そのためにまずは【スキルを身につける】のが最優先の目的

③未経験転職と収入アップは同時に叶えるのが難しいので収入は一旦妥協、絶対に譲れないのは子どもに負担をなるべくかけない形で進めること。

③スキルを身につけるため有効な手段として考えられるのは2つ
・転職をして経験を積みながらスキルを身につける
・退職はせず、暇な時間()を活用して資格取得
→求人市場をリサーチした結果、資格よりも経験が重視されそう

④まずはスキルと経験を身につけるため事務職の中でも権威性がある士業、社労士事務所へ転職しよう
（在宅ワークの求人をリサーチしてみたら、社労士事務所での勤務経験があれば、ゆくゆくは在宅ワークにも繋げていけそうだった）

実際にこの流れで転職を進めていき、今現在は在宅ワークに繋げていくところまで実現できているんじゃないかなと思います。

目的・軸を定めるのは本当に大事なステップだと改めて実感しています！！

在宅ワークを目的としてはいけない

ここで注意ポイント！それは【在宅ワークを目的にしない】ということ。
在宅ワークは手段の一つでしかないと先ほど書きました。

在宅ワークを目的に置いてしまうと
「とにかく在宅でお仕事をする！」に焦点が当たってしまい、なんか思ってたのと違うな…ということが起きかねないからです。
「やりがいはなくてもOK？」「スキルは身に付かなくても在宅で出来る仕事だったらなんでもOK？」というのは見逃してはいけない部分です。
ここは意外とやってしまう方も多いのではないかな？と思います。

目的思考を身につけよう！

この【目的から手段を考える】という考え方は
転職だけに限らず、どんなシチュエーションにおいても活用できると思っています。

例えばダイエットをするとき。
目的が【ボディーラインを引き締めること】なのか、【とにかく早急に体重の数値を落とすこと】なのかでもすべきことが変わってきます。

引き締めることが目的なら、食べる量を減らしすぎずに運動をして筋肉をつけていくのが大事。
逆に体重の数値だけをとにかく減らすことが目的なら、食事や水分を徹底的に抜けば数値は減ります。
同じダイエットでも手段は真逆ですよね…！

そして確固たる目的があればメンタルも安定してきます。
例えば前者のように引き締めを目的とした場合。
筋肉がついて体重の数値が増えたとしても「目的はボディーラインを引き締めることだから、体重はある程度増えても気にしない」といった感じで
その時の状況に左右されずに自分の目的に向かって走っていくことができるので、気持ちを振り回されずにいることが出来ます。

こんな感じでどんな時にもこの考え方は役立つんですね〜！